レイディアントシルバーガン
トレジャー
ジャンル:横画面縦シューティング
操作系:8方向3ボタン
移植:SS


このゲームについては偏った思い入れもあるので同じファンの人でも
それは違うって思うこともあるかもしれない。

いわずと知れたトレジャー発のたいへん具合のよろしいシューティング。
1998年度ゲーメスト大賞シューティング部門第2位を獲得、とかしてる
ので名前を知ってる人はそれなりに多いと思う。でもプレイした人となると
極端に数が減るんだろうな。原因はとっつきの悪さにあるといわれるのだ
けれど、実際そんなに難しいもんかね、と疑問に感じてしまったりもする。
確かに最初の数面は諦めてしまいたくなるにはちょうど良い難度だとは思う
(実際自分も最初の10日位はガマンの子だったと思う)が、問題はその
部分だけだと思うのよ。武器の使い分けが難しいって言うのは多分うそ。
ボタン3つだけ、組み合わせも含めて6つしかないのに難しいわけあるかい、
と。ストゼロ出来てシルバーガン出来んっていうのは変だよな。
しまったまただらだらと。気を取り直して、シルバーガンに自分が惚れ込み
感謝感謝と号泣するする点でもちょっぴり箇条書き。
1、スコア狙いしたくなるサービスの充実。
例えばそれはコンティニュースコアは記録されない事。例えばそれは選択
エリア表示。例えばそれは区間ハイスコア表示。例えばベスト100表示。
2、いたって前向きなゲームシステム。
それは稼げば強くなる自機。それは内部ランクシステムの排除
(つまり自機のパワーアップの度合い(や残機数、連射の有無等)によって
敵の耐久力が上昇したり弾数が増えたりは絶対ないのだな)

これらの要素が合わさって何をもたらすかというと究極の稼ぎ得システム
をもたらすわけだ(実際は逆でプレイヤーに稼ぎを意識させるため全て
の要素を調整した、ということなんだけどね)。稼ぐために苦労する事は
あっても稼いでしまったが故の苦労はゼロ!こんなハッキリキッパリ
したゲームがよくないわけがないわけではなく、それでもダメなものはダメ
なワケだけれど、そこはトレジャー。レスポンスも良いし肝心かなめのステージ
構成も苦労せざる者稼ぐべからずの精神がグリグリ伝わって来つつ単調に
ならない絶妙な出来。マジいいす。まあ方向性がハッキリ決まりすぎている故に
トップスコアラーの人達にはひょっとすると物足りないのかしらん、とは思う
けれど(ガレッガとかみたくクリアできるギリギリまでランクを上げる、とか
いう目にみえない部分での開発者との戦いはないからね。先が見えると言えば
先が見えるというか)、稼ぎ初心者にとってこれ程までに頼もしいソフトは
かつて無かった
と言えようっつーかなんというか自分もゲーム暦短いし稼ぎ
意識したのなんてこれがほぼ初めて(エクステンドするまで稼ぐ、とかは
やってたけどね)なのでこの言葉は信じていいぞ稼ぎ未経験の人たちはマジで!

というワケで知らなかった人や敬遠してた人には今からでも触ってほしいのだ俺
は開発者が決めたレールの上を走るのは死んでもイヤじゃい!とかいって実際
海外PC箱庭ゲーしかやらない様な人以外は。特にシューティングとかパズル
ゲーとかが好きでビートマニアのゲーム性って最高!とか思ってる人たちには。
やればわかる!最初に書いた通りしばらくはガマンの子だ!それは認める!だが
しかしそれを乗り越えれば気付けばノートに地図かいて点効率とか計算しまくる
日々が待ってる事を保証しよう!イラストなんかかいてる場合ちゃうて!実際
かけんくなったって!ビバ!ビバシルバーガン!

ちゅーワケでマジでゲームとして美味しいと思ってるので雑誌なんかで「崎元氏の
BGM最高!」とか「ストーリーの続きが気になります!」とか「サターン版の
エンディングでようやく開発の方々の言いたい事がわかりました!」とかいう
つまんない感想を見たりするとあれやね、悔しいね。もっと他にヨロコブ事が
気にする事が考える事が理解する事があるやろう、と。
稼いでからもの言え。


ネタバレ気味なので(オーゲサ)領域指定で読んでね。の感想はこの下。
どうでもいいけど最後のヤツはライトクルセーダーの「たえろ!」を
思い出すよね実際。