ジョージアの缶コーヒーを買うと
タミヤRCバギーのミニチュアが付いてくる
と言う特定世代直撃のキャンペーンがありまして。買って集めるだけでも 十分楽しいんですが、模型的な観点からすると割と微妙な出来の物が 多かったりするのもまた事実だったりなので、ちょっと大人気なく ディティールアップしてみました。 ・手元に参照できる資料(ってか実物)がある ・割と好きな車種 ・とりわけ微妙な出来 辺りの条件から今回はアスチュートを選択。プロポーションとか いじり出すと大変、とゆうかそんな技術もないので、 無茶な切った貼ったはせずにとにかく見た目の密度を上げる方向で。 |
正面から。ノーマル状態だとフロントサスが余りに大味なので、 ダンパーを作り直すとこから始めました。 ウェーブのC-パイプ(真鍮パイプ)の4番と3番、A-スプリングの1.5番、 あとエバーグリーンの1mmプラ丸棒で製作。各種ボルト類は 伸ばしランナーリベット(懐かしい!)の要領で再現しました。 |
サイド&リアビュー。アンテナはとりあえずテグスで。 ホイールの出来がまた微妙なんですが、素材も素材だし最初から 自作するのもかなり大変そうなので手付かず。とりあえずハブ側を 平たくしてホイルナットっぽいパーツ(一応六角ぽく削ってます) を埋め込む事でちょっとはそれっぽくなったかなあ。どうかなあ。 モーターはちょっと時代がずれてるかもですが、タミヤ純正で ハッタリの効くやつって事でアクトパワー・オフローダー2WDを イメージして真っピンクで塗ってみました。リアダンパー上端は 0.13mmプラシートの短冊切りを巻いてCVAダンパーっぽく。 |
最初は足回りの修正だけのつもりだったんだけど、 勢い余って中身にも手を出してしまいましたよ。 アップにすると汚いのが丸わかりなのがアレですが。 サーボホーンとバッテリーコネクターは手元にあった 半透明のランナーから削り出し。モーターはエンドベルに 削りを入れつつ、シャフト部分に真鍮線を挿入。 自己満足極まるかんじ。 モーター⇔アンプのコードが切り替わる部分は塗装後に ゼリー状瞬着でコートしてスナップコネクターっぽさを 狙ってみたんだけど、完成したら全然わからん感じに なってしまった。モーターのコードがやたら長いのは、 中身を作る気がなかった時の名残りです。 |
後部アップ。サスアームに斜めに走ってる棒はアスチュート特有の トーコントロール用のタイロッド。実機のそれはぐらぐら動いて いかにも弱そうで、他の車種に全く採用されてないのも納得。 ほとんどハッタリだけの意味不明機構なの? リアウイングは実機準拠の方式で取り外し可能ー。 |
裏側はこんな感じー。仕上げきたなーい。 リアサスアームの前半分の形状が全然違うんだけど、 気付いたのが作業終盤で根性が残ってなかったので もう見なかった事に。 |
サイズ比較。予想してたより小さい!と思ってもらえれば成功です。 |
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とそんな感じでありました。自分で思ってた以上に それとなくそれっぽい感じに出来たので満足です。 てゆうかエバーグリーンのプラ材最高。神。 ちなみに塗装超ニガテな人なのでボディは怖くて触れませんでした。 シールのまま。代わりに塗ってくれる人募集! せっかく中身作ったので、ついでにラジコンのミニチュアとしても 面白そうなので未塗装(クリア)のボディが欲しくなった。 このサイズでも塩ビのバキュームフォームで作れるんかな。 それともクリアレジンとかの方がいいのかな。両方経験ないので ちょっとわかんないですが。んー、やってみたいなクリアボディ。 どうしようかな。 とか悩み始めるとキリがないんですが、細部の塗り足しと、 あとダンパーの作り直し程度でもだいぶ雰囲気よくなるんじゃ ないかと思うのでそーゆーのを推奨です。ダンパーは案外簡単な割に 効果大きいですよー。 |
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おまけー。
WTMのブリスターに収納してみました。
1/10説明書付きー。