タイトル | : Re^9: プラレス三四郎の〜 | 記事No | : 6197 [関連記事] |
投稿日 | : 2008/11/06(Thu) 00:02 |
投稿者 | : 浅井真紀 |
>最後にまとめ的な経緯やその他諸々公表して支障が無い程度で書いていただけないでしょうか?
既にいくつかの雑誌取材や、ワンホビテレビで既にお話した記憶があるのですが……
プラレス3四郎は、元々単体シリーズのアクションフィギュアとして企画されました。 マックスファクトリーさんの製作クオリティは信頼していたものの、 過去、いくつかのメーカーさんで単体シリーズでのアクションフィギュアに関わった経験上、 クオリティと経費回収のバランスが難しいことは知っていましたし、 その整合を取るため、最後にはクオリティや価格が犠牲になる事を 懸念する想いもありました。 そこで、関節部に共通のジョイントを用い、 可動部を汎用にする事で、製造コストを抑え、 その分のコストを製造クオリティに回したアクションフィギュア群をシリーズ化 そのラインナップの一つとして、プラレス3四郎を投入する、 という考え方を提案させていただいたのが、figma誕生のきっかけとなります。 しかし、シリーズ化を視野にいれつつ、原型作業を進めたものの、 リボルテックやMSinアクション等、シリーズ物のアクションフィギュアは、 メーカーの限界に近いレベルの、低価格高品質なものが既にありました。 新たにシリーズを開始するのであれば、 それら先行製品に比肩する内容、価格である必要があります。 ハードルを越える為の、製造内容の検討、実行には時間がかかりますし、 また、成立の為には、通常の単体フィギュア製品よりも、 遥かに多くの販売数が見込めるラインナップでなければなりません。 簡単に書いてはいますが、マックスファクトリ−さん、 グッドスマイルカンパニーさんが背負わねばならない、事前経費と、 運営の覚悟は、半端なモノではなかったと思います。 その為、プラレス3四郎という企画をさておいても、 まずはfigmaというカテゴリーを成功させる必要があったのです。 有体に言えば、 2008年初頭に、クオリティが今よりも低く、価格が倍以上のプラレス3四郎をリリースするか、 2009年までずれ込むが、クオリティは安定し、価格を2500円に抑えられる figmaとしてのプラレス3四郎をリリースするか、 という選択肢(勿論それだけではありませんが)の、 後者を選んだがゆえに、今の流れがあり、 また、リリースが可能なところまで、漸くfigmaが来たのだ、と考えて頂ければ幸いです。
プラレス3四郎のリリースは、figma一周年の来年2月を予定しています。 また、続く第三弾として、ウラカンも製作が佳境となりました。 今までのfigmaはあまりアレンジを入れず、 比較的に原典のイメージを保持した内容を目指していますが、 プラレス3四郎のみ、figma以前の製作であるため、 デザイン等にアレンジがある、少々クセのあるつくりになっています。 プラレス3四郎がプロトfigmaであるゆえの要素と言えます。 これは、後続のウラカンも同じで、figma成立以降の新規造形ではありますが、 あえてアレンジを行う方向にしています。 さらなるラインナップは未定ですが、figmaが好調であれば、 プラレス3四郎に関わらず、流行期では無いキャラクターも、 クオリティを保った製品化が可能になりますので、 好評を保つべく、更に頑張らねばと、あらためて思う所です。
> 画像BBSは残るのでしょうか…? こちらも止めようかな、と思っております。 (あと数日残ります) スパムも酷いですし、ちょっと対応を考えねば、と。
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