タイトル | : Re^5: ワンフェス行けませんでした;; |
記事No | : 5617 |
投稿日 | : 2007/04/05(Thu) 14:57 |
投稿者 | : 浅井真紀 |
>WFに限ったことではないですが、さりとて、こういった造形物の同人的 >イベントを取り巻く視線や位置づけが今日固まりつつあるようなもの >である限りは、やはり会場での売買とその対象物に圧倒的なウェイトが >置かれ続ける状態は、仕方ないとも考えます。
何処でも買える何時でも買える、というものと、 ここでしか買えない、というものの違うは、 商品の規模的な問題による差異でもあるんですが、 (そもそも、ガレキに限らず、商品にそういった流通が可能となった,というか、 買えるのが普通であるべきという認識が広まったのは、 インターネットの普及した、ここ10年の話ではあるのですが) それ以上に、ライブで感じられる楽しさと、 それの記録映像を見る事の違いがあるのだと感じている部分が、 浅井個人としては大きいのです。 日本シリーズは、その球団のホームで7戦しか行われませんし、 スーパーボウルもレッスルマニアも、お祭りだからこそ、 お祭りの場で行われ、それ故の高揚感は、手軽さによる喜びとは全く別種のものです。 これが正しい、こうあるべき、という論で他を否定するのでは無く、 イベントはイベント、流通は流通でしか出来ない事がありますし、 それぞれ違う面白さなのだという認識が育って欲しいと思っているのですが、 限定品販売の側面だけが目立ってしまう現状では、 所有欲だけで全てが一列に揃ってしまっています。
以前、浅井もネットゲームにはまった時期がありましたが、 珍しいアイテムを所持することだけが楽しさの王道では無く それ故に、低いレベルでフラフラと一期一会を楽しめました。 アイテムは、そのゲームに飽きたら、存在すら忘れます。 でも、どうしても欲しいアイテムを求めてした苦労や、 楽しかったなという感覚は、ゲームの詳細を忘れても、失いません。 少なくとも、今の浅井はそうです。 ゲームの事はもうあまり覚えていませんが、楽しかった記憶だけは残っています。 イベントに、イベントに来るという行為に、そういった要素がある事を認識してもらえれば、 今日は楽しかったねー、で笑って次のイベントへ向かえるような時が来るのでは無いかと、 そんな流れを期待しつつ、算段を練っているのですが……
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